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フォーカスするところを変える

Pok_Rie / Pixabay

 

前回のメルマガで、嫌な人と一緒にいる時に、なかなか前向きに受け止められない

という人もあります。

 

そんな時には、どのように考えればいいのでしょうか。

 

嫌な人が目の前にいると、ついついその人にfocusしてしまって、その人の事ばかり

を考えてしまいがちです。

 

そうすると、周りの景色がみえなくなって、いやな事ばかりが心の大部分を占める

ようになり、暗い感情が人生を覆ってしまいます。

 

さらには、自分は、価値がないと思ってしまったり、能力の無いことに落ち込んで

しまう事もあります。

 

しかし、考えて見ると、自分の周りには、その人以外にも沢山の人がいます。

その中には、自分を信頼してくれている人、慕ってくれている人

協力的な人もあります。

 

フォーカスするところを嫌な人では無くて、自分を信頼してくれて

いる人に移してみてはどうでしょうか。

 

そうすると、自分も前向きな気持ちになり、見える景色も変わってくるの

ではないでしょうか。

 

たとえ一人の上司から嫌われているとしても、同僚で信頼できる人もあるかも

しれません。また、後輩で慕ってくれる人があるという事もあるでしょう。

また取引先の人は、好きでいてくれるという事もあります。

 

全ての人に好かれるという事は、不可能でしょうが、

全ての人に嫌われるという事もありません。

 

お釈迦様の説かれたお経にも、以下のようなお言葉があります。

 

「過去にも今にも未来にも、皆にて謗る人もなく、皆にて褒むる人もなし」(法句経)

 

お釈迦様のような方であってでも、全ての人から褒められるということは

ありません。

お釈迦様がおられた当時のインドで、3分の1の人はお釈迦様の事を尊敬し

褒め称えていましたが、3分の1の人は、悪く言っていたそうです。

そして、残りの3分の1は、無関心であったと言われます。

 

反対に、世間中から非難されている殺人犯であってでも、共感する人もあれば、

刑務所にいるその犯人と結婚する人もあります。

 

自分の周りも見てみても、自分の事を嫌っている人もあれば、

自分の事を気に入ってくれている人もあります。

 

嫌いな人に好いてもらおうとするのは、大変な労力が掛かり、労多くして

効なしということもよくあります。

フォーカスすべきところは、そこではなくて、自分に考え方が近い人、

自分を好きでいてくれる人にフォーカスして、その人と協力していく事を

考えることの方がずっと建設的ではないでしょうか。

 

前回までのメルマガでは、苦手な人と上手くやっていく努力をする事が

大切と書いてきましたが、それは、自分の気持ちが前向きで、困難に向かって

いく気力のある時は、それができますが、そのような気持ちがない時には、

自分が取り組みやすいところからフォーカスする事が大事という事です。

 

それが結果的に、自分が苦手な人に対しても、前向きな気持ちで接する事にも

つながっていきます。

次回は、この事についてもうすこし詳しく書きたいと思います。

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