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「放っておいて」はどんな意味でしょう。

Kaz / Pixabay

 

前回のブログで、一水四見について書きました。

 

一つの水でも立場や境遇によって、別の見え方があるということですが、

こんな歌もあります。

 

手を打てば

鹿は驚き、

魚は寄る

茶店の女中は返事する。

これは、奈良公園にある猿沢の池についての歌なのですが、

その猿沢の池で、手をたたくと、

近くにいる鹿は、鉄砲の音かと思って、驚き、

池の中にいる魚は、エサをもらえると思って寄ってきます。

池のすぐ側にある茶店の女中さんは、お客さんに呼ばれたと

思って返事をするということです。

 

手をたたくその音でも境涯によって聞こえ方が変わるという

ことですね。

 

私たちの日常生活でも、ある言葉が、人によっては、全く違う

言葉として聞こえるという事があります。

 

いろいろな境涯の違いによって、聞こえ方が違ってきますが、

一つ大きな違いとして、

男女の違いが挙げられるでしょう。

 

ちなみに男性はこう、女性はこうという言い方をすると、

アメリカでは、差別的な発言と取られかねないので、注意が必要

なのですが、

話を聞かない男、地図が読めない女


という本がベストセラーになるくらいですから、ちょっと多めに見て

頂いて書きたいと思います。

 

たとえば、「放っておいて」という言葉でも、

男性が、この言葉を使う時には、一人になりたくて放っておいてもらいたい

という場合が、多いでしょう。

それに対して、女性の場合は、私はそれだけ苦しんでいるのだから、

もっと私に構ってよという意味で使っている場合が多いように思います。

 

ということは、同じ言葉なのに、それに込められた意味は、全く反対という

事になります。

 

全く反対の意味だという事を知っていれば、いいのですが、

それを知っていないとトラブルが発生しまてしまいます。

 

男性は、女性の「放っておいて」を自分が使う意味で受け取りますから、

一人になりたいのだろうと思って、本当に放っておきます。

すると女性は、この人は私の事を愛してはいないのだと思い、

気持ちが冷めたり、怒りの炎が燃えさかったりします。

 

反対に女性は、男性の「放っておいて」を、苦しんでいて、構ってほしい

のだと受け止めて、「どうしたの」「何かあったんでしょ」

「何でも相談にのるよ」としつこく聞こうとして、男性を

「だから放っておいてくれと言っているだろう!」と怒らせてしまいます。

 

大事なのは、同じ言葉を使っていても、その言葉に込められた意味は、

全く違うかもしれないという事を知っておくことです。

 

だから、女性が「放っておいて」と家を飛び出したら、男性の皆さん、

追いかけていきましょう。

大丈夫、ちゃんと追いつけるスピードで逃げていますから。

男性が「放っておいて」と言っている時には、女性は、本当に放って

おいていいのです。

考えがまとまったら、あなぐらからのっそりと出てきますから。

 

これは、あくまでも一般的なケースで、男性でも女性的な感性の人もあれば、

男性的な考えを持った女性の人もあります。

そもそも、男性、女性とひとくくりに出来るものでもなく、一人一人違う

ということなんですね。

 

その違いを知らずに、自分の受け止めた事が真実だと思ってしまうと

無用のトラブルを引き起こす事になります。

 

まずは、違いを知るところからスタートしましょう。

その為には、まず自分と他人は違うものであり、どちらが正しいという

ものでもない、と気づくことが大事です。

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