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怒りは、欲の心から起きてくる。

auntmasako / Pixabay

 

怒りについて続けて書いています。

怒りの心が起きる時、

自分は正しい事をしているのに、相手が間違った事をしている

自分は善い事をしているのに、相手が悪い事をしている

と思い、その相手に間違っている事、悪い事を教えなければと

腹を立てます。

しかし、必ずしもそうではありません。

相手が正しい事をしていても、腹が立つ事がありますし、

相手が善い事をしていても、許せないと思います。

では、怒りの心はどこから起きてくるのでしょうか、

お釈迦様は、怒りは、欲が妨げられた時に起きる心であると

教えられているます。

欲が邪魔をされた時に、その欲を邪魔をした相手に対して、

起こす心が怒りです。

欲というのは、欲しい、欲しいと思う心です。

無ければ無いで、欲しい。

あればあったで、もっと欲しい、もうちょっと欲しい

と際限なく求める心をいいます。

「今、何か欲しいものがありますか」

と尋ねると、いろいろな意見が出てくるでしょう。

お金が欲しい

車が欲しい

新しいパソコンが欲しい

スマートフォンが欲しい

恋人が欲しい

結婚したい

仕事が欲しい

休みが欲しい

綺麗になりたい

若返りたい

評価されたい

目覚まし時計をかけずに寝たい

などなど、多種多様な欲求があります。

その欲の中でも、代表的な欲をお釈迦様は5つあげて

五欲と教えられています。

その5つとは、

食欲

財欲

色欲

名誉欲

睡眠欲

の5つです。

はじめの食欲というのは、食べたい、飲みたいという欲です。

次の財欲は、お金が欲しい、物が欲しいという欲です。

3番目の色欲は、恋人が欲しい、結婚したいという欲、

4番目の名誉欲は、名誉が欲しい、〇〇賞がほしい、メダルが欲しい、褒められたい、認められたいという欲であり、

最後の睡眠欲は、眠たい、また楽がしたいという欲です。

私たちは、これらの欲を満たす事ばかり考えていると仏教では教えられて

います。

朝、目覚ましが鳴って、まず出てくるのは、睡眠欲です。

「あと5分」といいながら、1時間くらい寝過ごしてしまう人もあります。

仕方ないので布団から出て、

お腹すいた、何か食べるものないか

と冷蔵庫を開けるのは、食欲です。

食事が済んで、家を出るとなったら、髪の毛を整えたり、着る洋服を選んだり

洋服を選んだのに、玄関で靴を履くと、この靴には合わないと引き返して

着替えてみたり、これは、よく見られたいという名誉欲です。

通勤の電車の中では、座って少しでも寝たいと睡眠欲が起きてきます。

会社に行くと、財欲と名誉欲で、お金が欲しい、評価されたいと思って働きます。

昼時になると、お腹すいたとまた食欲が出てきます。

食事にレストランに行くと、日替わり定食にするか、ステーキセットにするか、

食欲と財欲のバトルが始まったりします。

最後にスイーツを食べるかどうか悩む女性は、食べたいけど食べると太るかも、と

食欲と名誉欲の板挟みになっているのかもしれませんね。

食事が終わって会社に戻って午後の仕事が始まると、

猛烈な睡眠欲が怖ってきます。

「だめ、寝たら怒られる」と必死で眼をあけていようとするのは、

睡眠欲と名誉欲が激しく戦っているのです。

やっと仕事が終わって、

チェックしていた三つ星レストランに行こうというのは、食欲

パチンコに行って一山当てようと思うのは、財欲

合コンに行く人は、色欲

エステにいくのは、名誉欲

早く帰って寝ようと思う人は、睡眠欲と

朝起きてから夜寝るまでどうしたらこの五欲を満たせるかばかりを

考えているのが、私たちの姿と言えるのではないでしょうか。

その欲が満たされた時には、喜びますが、

その欲が妨げられると、怒りの心が起きてきます。

では、どんな風に腹を立てているのか、

今日は、これくらいに、、と思うのは、睡眠欲なのかもしれませんね。

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