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阿頼耶識とは、蔵のような心

 

八識について続けて書いています。

次は、8番目の阿頼耶識(あらやしき)についてです。

 

阿頼耶というのは、昔のインドの言葉「アラヤ」に漢字を当てはめた

もので、漢字そのものに意味はありません。

 

アラヤというのは、インドの言葉で、蔵ということです。

インドの北にヒマラヤ山脈がありますが、その語源は以下のようなものと言われています。

ヒマラヤとはHima-alayaであり「Hima(ヒマ)」とは「雪」そして「alaya(アーラヤ)」とは「蔵」
という意味

ヒマラヤ山脈は、夏でも山頂は行きに覆われており、雪を蓄えた、蔵のような山という

ことでヒマラヤ山と言われるようになったそうです。

 

蔵というのは、大事なものを蓄えておく場所であり、古い家には、蔵があるところも

ありますが、先祖伝来の古文書や、来年の田植えの為の籾種などが蓄えられています。

 

阿頼耶識というのは、アラヤ、蔵のような心ということで、蔵識(ぞうしき)とも

言われます。

 

では、この蔵の心に何が蓄えられるのかというと、私たちのやった行いが業力となり、

その業力がこの阿頼耶識に蓄えられると教えられています。

 

そして、結果が現れるまでは、その業力が消えずにこの阿頼耶識に残っています。

その目に見えない業力が、縁が来た時に、目に見える結果となって現れます。

 

仏教では、この阿頼耶識が本当の私であると教えられています。

多くの人は、意識が私であり、意識によって自分は動いていると思います。

 

ところが、実は、阿頼耶識に納まった業力によって動かされていると

仏教では教えられています。

 

その業力の力はとても強く、お釈迦様は、大象100頭に勝る力と

言われています。

cocoparisienne / Pixabay

昔のインドでは、最も力があるのが象でしたから、その象が100頭という

のは、何物にも勝る力ということで、とてもその力には逆らえないという

事です。

 

そんな強い力が業力にはあるのかと思いますが、

どのような意味なのか、次回から詳しく書いてゆきたいと思います。

 

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