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スーパーボールの光と影

skeeze / Pixabay

 

今日は、アメリカで最大の行事、スーパーボールの日でした。

といっても、私は、テレビを見る事もなく、いつも通り

会館に来られた方に、仏教の話をしていましたが…。

 

スーパーボールは、アメリカンフットボールのアメリカ最高チームを

決める決勝戦です。

 

日本人は、ゴムの小さなおもちゃのボール、スーパーボールの

方がなじみがあるでしょうが、実は、アメフトのスーパーボールは、

このおもちゃのボールを見たチームのオーナーが名称を変更した

そうです。

 

日本には、あまりアメリカンフットボールは認知度が高く

ありませんが、アメリカではもっともポピュラーなスポーツです。

ルールが分からずに見ると、さっぱり分からないスポーツですが、

ルールが分かって見ると、これほど見ていて面白いスポーツはないと

思います。

私も高校生の時にはよく見ていました。

(カンザスシティーチーフスのジョー・モンタナという選手が活躍していた

時代です。といっても分かる人はあまりないかもしれませんが…。)

 

特に、アメリカ1位、実質世界1位を決めるスーパーボールは、

アメリカ国民の注目の的であり、テレビの視聴率は、

40%を超え、アメリカ国民の2人に1人がテレビで

試合を見ています。

 

試合の時に放送されるCMも、その枠を確保するのは、大変で

30秒のCM枠の料金が4億円だそうです。

 

ハーフタイムのショーも大変な人気で、一流のアーティストが、

登場します。

もともとは、そんな派手なショーではなかったのですが、

ハーフタイムにみんなが一斉にトイレに行って、水道の水圧が

一気に下がってしまった問題を解決する為に、

マイケルジャクソンを起用したところが、試合よりも、

ハーフタイムショーの方が視聴率が高くなり、それ以来、

一流のアーティストが出演するようになったそうです。

 

とても華やかな世界で、一流の選手は、高額の年俸をもらうことが

できますが、2軍がないために、故障したり、選考にもれると、

いきなり職を失ってしまいます。

 

1年、2年で消える選手も多く、平均すると選手寿命は、3年から5年と

言われています。

 

また激しいぶつかり合いがあるために、怪我や身体のダメージも深刻で、

アメフトの選手の脳しんとうの問題を扱った映画もありました。

ウィルスミス主演のConcussion(脳しんとう)

あらすじ

実話です。2005年、ウィル・スミスは実在の医師で検視官のベネット・オマル役。アメリカンフットボールのNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)を引退した花形選手の変死解剖に携わり、頭部タックルが原因である脳の病気CTEを発見、論文を発表。熱狂的、国民的スポーツ故、絶大な権力、絶大な経済効果を持つNFLはそれを全否定し、ベネット・オマル医師とその周りに圧力をかけていくが、、、

http://www.in-movies.com/blog/concussion

選手の命を犠牲にしても、激しい試合運びで、多くの観客の関心を

引きつけようとする協会と、医師の戦いを描いた映画でした。

 

引退してからも、スポーツの経験を活かした仕事につける人は一部で、

望まない仕事に就いて苦しむ人も少なくないようです。

 

日本でも、プロ野球選手や、プロサッカー選手が引退後犯罪に手を染めて

ニュースになる事がありますが、華やかな過去が現在の苦しい状況を

よけい惨めに感じさせるようです。

 

自分の体力や、才能に依存しない人生の目的を知る事が大事であると

改めて知らされます。

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