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好きな人にまた会いたくなるのはなぜか。

GabrielFerraz / Pixabay

前回、人を好きになるのは、業の力であると書きました。

そして、人を好きになると、その人の事を常に考えて、離れるとさみしく

また会いたいと思うようになります。

 

最近の脳医学では、そのメカニズムが解明されてきています。

恋愛をしている男女は、お互いの顔を見ると、

脳の腹側被蓋野(ふくそくひがいや)というところから、

快感物質ドーパミンが分泌されて、大変幸せな気持ちになる

そうです。


(http://www.akira3132.info/midbrain.html)

ドーパミンが分泌されると、気力が充実し、集中力が溢れ、

疲れを感じなくなります。

 

そのドーパミンによって得られる快感が欲しいと思うので、

また恋人に会いたいと思うようになるということでした。

 

そう考えると、恋愛はいい事ばかりのようにも思いますが、

問題は、この恋愛感情が続かないというところにあります。

 

ずっとドーパミンが分泌されている状態だと体に負担がかかりますので、

初めは大量に分泌されていたドーパミンがだんだん分泌されなくなります。

個人差があるのでしょうが、このドーパミンが分泌される時期は、

18ヶ月から最長3年と言われています。

 

ドーパミンが分泌されなくなると、恋人の顔を見ても幸福を感じられなく

なってしまいます。

そうすると、やがて倦怠期に陥って、苦しみに変わる事もあります。

そうすると幸せだったはずの恋愛も終わりを迎えてしまいます。

 

お釈迦様は、無常という事を教えられています。

無常とは、常がないということで、ずっと変わらないものは、無い

ということです。

 

私たちの心も同じで、心はどんどん変わってしまいます。

そうすると、それまで幸せだったと思っていたのが、やがて

苦しみになる事もあります。

 

では、どうして人間だけが恋愛感情を持ち、それが続かないのは、

どうしてでしょう。

それにも原因があるはずです。続けて書いてゆきたいと思います。

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