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自分で策戦を立てて、自分で励ます。

Pexels / Pixabay

 

前回の記事で、よい縁を選ぶことが大切だと書きました。

ただ、よい縁が来るのを待っていても、なかなか来るものでは

ありません。

 

自分から周囲をよい環境に変える努力をする事が大事です。

放っておいたら、楽な方に楽な方にと流れていくのが私たちの

姿だからです。

 

仏教では、私たちの姿を煩悩具足の凡夫と言われます。

 

煩悩でできあがったのが、私たち人間ということです。

煩悩しかないのが、私たちの本当の姿と教えられています。

 

その煩悩の一番最初に上げられるのが欲の心です。

その欲の一つに「睡眠欲」があります。

 

これは、眠たい、また楽したい、苦労したくないという欲です。

この睡眠欲は強くて、どんどん楽な方に楽な方にと私たちを

引っ張ってゆきます。

 

よい環境というのは、苦しかったり、厳しかったりする事が多い

ので、この睡眠欲に負けて、知らず知らずのうちに良い環境から

逃げてしまいます。

 

それを、中国のある高僧は、

「自策自励」

と言われています。

 

これは、自分で策戦を立てて、自分で自分を励ましてということです。

無策のままでは、睡眠欲に負けてしまいます。

その睡眠欲に打ち勝って、よい行いをするには、策戦が必要です。

 

たとえば、これだけ勉強をしたら、買って来たスイーツを食べようという

のも、一つの策戦でしょう。

 

睡眠欲も強いですが、食欲もとても強い欲求です。

何も策戦を立てなければ、睡眠欲に負けて、ベットに倒れてしまう私が

スイーツがある事で、食欲に動かされて、机に向かって勉強する事が

できるようになります。

 

どちらも欲には違いありませんが、欲の心しかない私たちが、

よい行いをするには、そのきっかけはまた欲しかありません。

 

自分が望む方向に自分の体を向けて、進んでいくには、

まず自分の姿をよく知る事が大事でしょう。

 

その私たちの姿を仏教では詳しく教えられています。

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