Read Article

不言実行よりも有言実行

 

自分でよい行動をする為の環境を設定する事が大事であると

続けて書いています。

 

何の策戦もなければ、睡眠欲に流されてしまう私たちが、

よい行いをするためには、欲の心しかない自分の姿をよく

見つめることが大事です。

 

仏教では私たちのことを、煩悩具足の凡夫と言われて、

煩悩しかないのが、私たちの本当の姿であると教えられています。

 

欲の心しかない私たちが、どんな行動を取るのかは、欲に動かされて

のことです。

 

どうせ動くのであれば、欲の心で、よい行いができるように工夫しましょう。

 

前回は、だらだらする睡眠欲に打ち勝つには、損をしたくないという

財欲にかけて、動かざるをえない状況を作り出す事と書きました。

 

財欲もとても強い心ですが、もう一つ強い欲が、名誉欲です。

名誉欲とは、褒められたい、認められたり、よく思われたい、

悪口言われたくないという心です。

 

楽をしたいという睡眠欲も強いですし、

損をしたくないという財欲も強いですが、

この褒められたい、認められたいという名誉欲も大変強い欲求です。

 

では、その名誉欲で動き出すには、どのような環境を設定すれば

いいのでしょうか。

 

その時に、大切な事が

「有言実行」

です。

 

有言実行は、まず、「こういう事をします」

という言葉が有って、実際に行動するということです。

 

この有言実行によく似た言葉に

「不言実行」

があります。

 

これは、言わないけれども、実際の行動をする、という事です。

日本の文化では、この不言実行の方が好まれて、

口数は少ないけれども、しっかりと実行しているという人が

評価される傾向にあると思います。

 

もちろん、不言実行はとてもすばらしいことです。

しかし、仏教では、有言実行に心がけなさい。

と教えられています。

 

どうしてでしょうか。

続けて書いてゆきたいと思います。

URL :
TRACKBACK URL :

Leave A Reply

*
*
* (公開されません)

Return Top