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Person(人)の語源は、ペルソナ(仮面)にあると言われています。

3dman_eu / Pixabay

私の姿を見る鏡として、他人鏡について書いています。

他人の目にどう映るかを見て、自分の姿を知ろうとする鏡ですが、

この鏡は都合によってコロコロ変わるので、当てにならない鏡で

あることを書きました。

ところが、この鏡に振り回されて、人の目によく映ることばかりを考えて

しまうことがあります。

キャラを演じるということを言いますが、

自分と違うキャラクターに自分がなって、行動することを言います。

例えば、本当は一人で静かに読書していたいのに、

学校でクラスの盛り上げ役を演じるとか、

本当は優しい人なのに、仕事の都合上、相手に厳しい要求を

突きつける役を演じるとか、

本来の自分でない姿を演じることを言います。

そして、そのように自分とかけ離れたキャラクターを演じることは

心身ともに大きな負担となってしまいます。

キャビンアテンダントの健康状態を調べたところ、

根は暗いのに、無理をして笑顔を作ったり、明るい人を演じていたような

人ほど、体調を崩す率が高かったといレポートや

テキサス大学で行われた演説では、素を押し隠して暮らしていた

学生ほど病気になりやすかったという内容があったようです。

しかし考えて見ると、私たちは、いろんな場面に応じて、

いろんなキャラを演じているように思います。

会社では、上司に対しては、従順な部下になったかと思えば、

部下に対しては、高圧的な上司になったり、

妻に対しては、亭主関白のような態度をとるのに、

友達と会った時は、家族思いのお父さんになったり、

と、そのばその場に応じた仮面をつけかえているように感じるという

人も少なくないのではないでしょうか。

Person (人)という英語は、ラテン語の persona 仮面、登場人物が

語源と言われています。

人間というのは、仮面を被った登場人物のようなものということ

なのでしょう。

確かに、そうしなければ生きてゆけないということですが、

あまりに仮面を被りすぎていると、本当の自分を見失ってしまう

こともあるかもしれません。

他人の評価を機にすることも必要ですが、

自分の姿を見つめて、自分をよく知ることで、その自分に会った

生き方、人生の目的がわかるのではないでしょうか。

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