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もしかしたらあなたはサトラレなのかもしれません…

Mariamichelle / Pixabay

私たちの心の姿について続けて書いています。

 

お釈迦様は、大無量寿経というお経に

心常念悪 心は常に悪を思う

と説かれていると書きました。

 

欲の心や、怒りの心や、妬み嫉みの愚痴の心で、人に言えないような

恐ろしいことを思っているとお釈迦様は説かれているのですが、

心で悪いことを思うと言われると、確かにそうだと思いますが、

それが「常に」と言われると、納得できないという人も多いでしょう。

 

心は、時々、悪を思うとか

心は、たまに、悪を思うなら、

そうだとうなずくことができても、常にと言われると、

いやいや、いいことも思っているよと、反発する心が起きてきます。

 

これは、心を深く見つめないと、分からないことです。

自分の心を見つめると、とても言えない隠しておかないといけない心が

見えてきます。

 

最近は、テレビがどんどん薄型になっています。

やがて、厚紙のように丸めて持ち運べるテレビも出てくるでしょう。

そのテレビが、背中に張り付いていて、そのテレビに自分の思っている

ことが、そのテレビに24時間映し出されるとしたらどうでしょう。

 

24時間のうちの何時間くらいは、見せても大丈夫でしょう。

10時間くらいは、見せられるかな、と思う人もあるかもしれません。

せいぜい寝ている時くらいから、という人もあるでしょう。

いやいや、寝ている時も、見る夢の内容はとても見せられない、

と感じる人もあるでしょう。

 

テレビが背中についていて、そこに思っていることが映し出されていると

意識して、心を見つめていってみてください。

 

よく見つめれば、とても見せられないと感じる人が多いのではないで

しょうか。本当に付いていたら、ずっと壁伝いに歩かないといけないと、

感じるかもしれません。

 

サトラレという漫画があり、映画化もされました。

これは、心に思っていることが、半径62メートル以内の人に、悟られて

しまうという病気を持った人をサトラレと呼んでいます。

 

サトラレになるのはIQ200以上の超天才で、国益にも関わる重要人物のために、

国は、そのサトラレを保護するために、サトラレ保護法という法律が制定され

サトラレの周囲の人は、サトラレの心の思念が聞こえても、聞こえていないふりを

して接しないといけません。つまりサトラレにサトラレであることをサトラレては

ならないのです。

 

ですから、サトラレは、自分がサトラレであるということを知りません。

 

ということは……もしかしたらあなたもサトラレなのかもしれません。

 

そして、周りの人は、あなたの声が聞こえているのに、聞こえないふりをして、

接してくれていて、それに気がついていないのかもしれません。

でも、もし自分がサトラレであることに気がついてしまったら、と想像して見たら

どうでしょうか。

 

物語の中で、自分がサトラレであると気づいてしまった人は、

自殺してしまうか、無人島で一人で暮らすようになっていました。

これまで考えていた、あんなことも、全部聞こえてしまっていたのか、

あれもあの人に筒抜けだったのかと思うと、とても同じところで、生活を

することはできないのではないでしょうか。

 

心を見つめて初めて、心の声に気がついて、

お釈迦様のお言葉が、自分のことと知らされるのではないでしょうか。

また続けて書いてゆきたいと思います。

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