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結婚詐欺師は、優しい言葉と、献身的な行動をする

私たちの口で造る4つの悪をお釈迦様は、

綺語(きご)

両舌(りょうぜつ)

悪口(あっこう)

妄語(もうご)

と教えられています。

 

これについて書いてきましたが、

お釈迦様は、口常言悪(くじょうごんあく)

口は常に悪を言うと教えられています。

 

心常念悪

について説明をしましたが、

時々、悪を思うとか、たまに悪を思うということなら

納得できますが、常に思っていると言うのは、とても受け入れられない

でしょう。

 

また、口の行いとなると余計、口は常に悪を言うと言われても、

確かに時には悪いことを言うかもしれないけれども、

感謝の言葉を言ったり、人の苦労をねぎらったり、いいことも

いっぱい言っていると思いますが、それも悪と言われるのでしょうか。

と言う疑問が起きてきます。

 

では、これらの言葉も悪だと言われているのかというと、

そうではありません。

 

感謝や労いの言葉は、もちろん良い行いです。

しかし、問題は、その言葉を言っている心にあります。

お釈迦様が、心常念悪と言われていることがよくわかれば、

口は常に悪を言うと言われた意味も知らされます。

 

私たちの口や体は、心の命じるままに動く心の奴隷です。

心で思うことを口が言ったり、体がやったりします。

 

大元の心が悪であれば、それに動かされる口や体も悪になってしまいます。

川の上流で青いインク壺を落としたら、下流は、青い色に染まります。

赤井インクを落としたら、赤い色に染まります。

 

私たちの口や体の行いも心で思うことに染まっているということです。

確かに口で言うことは良いことであっても、それを言っている心が

悪であれば、それは、善にはなりません。

 

例えば、結婚詐欺を考えてみてください。

結婚詐欺というのは、結婚すると約束をして、お金を奪う詐欺ですが、

この場合、詐欺師の口や体の行いは一般の人と比べるといい場合が

多いです。

 

毎日お弁当を作って持ってきて来れたり、

疲れて帰ってきたら優しい言葉をかけてくれて、

マッサージもしてくれる

休みの日には、家の掃除もしてくれて、

愚痴をこぼしても、真剣に聞いてくれる

これらの口や体の行いだけを見ると、なんて素晴らしい女性だろうと

思います。

 

そんな人になかなかお目にかかれるものではありません。

だからこそ、結婚したいという気持ちになるのですね。

では、この詐欺師の口や体の行いは、善と言えるでしょうか。

そうは言えませんね、

なぜなら、心が悪だからです。

 

「だいぶ、こちらを信頼してきたな。そろそろ、仕掛け見るか」

という心でやっている口や体の行いですから、

どんなに口や体で良い行いをしていたとしても、それは、

悪い行いです。

 

私たちの口や体で良いことをすることがあっても、

もし、心が常に悪を思っている、心常念悪の実相が知らされると

口常言悪、身常行悪

とお釈迦様が言われたことも、確かにその通りかもしれないと

うなづけるのではないでしょうか。

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